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「高ければいいってわけじゃない」SPF、PAって何?その違いと上手な選び方

SPF、PA違い

夏の必需品「日焼け止め」をもっと知ろう♪紫外線対策で未来の肌は変わる!

暑い季節になってくると、お肌の調子も、秋冬とはまた違ってきますよね。

そんな暑い季節だからこそ、肌の手入れについて気を付けておきたいポイントを、
今一度押さえておきたいものです。

暑くて、汗をかく季節の肌の状態からまとめてみます。

こういった時期の肌は、表面が汗や皮脂に覆われて、ベタベタして、一見潤って見えます。

スキンケアをする際にも、乳液やクリームなどは、顔がテカってしまうし汗で流れるから不快・・・なんて人もいます。

ですが、実際のお肌は、冬よりももっと砂漠状態になっているかもしれません!
肌の乾燥
その理由はこの3つです。

1、紫外線による水分の蒸発
2、紫外線によるコラーゲンやセラミドへのダメージ
3、汗や皮脂を拭うことによる、水分の蒸発

特に、紫外線の影響は冬場よりも強くなってきます。

日焼けして肌が赤くなる状態も、やけどと同じです。

水分が奪われて、炎症を起こしています。

水分がなく乾燥した肌には、皮脂が多く分泌されるので、汗と同時に皮脂も大量に出てきてベタベタに。
メイクどころじゃない!そんな状態になってしまうんです。

そんな暑い季節のお肌を、少しでも快適にしたい!

そう思ったら、やはり一番に、紫外線対策を怠らないようにすることが大切だと思います。

スキンケアの分野で言うと、日焼け止め効果のあるものを使うことですよね。

SPFとかPAの数値、大きければいいというわけでもないんです

もう知っている人もたくさんいるかと思いますが、日焼け止めの数値のSPFとかPA、大きければ大きいほどいいわけではありません。

まずSPFですが、一番大きな数値で”50+”というものがあります。

SPF3=1時間の対紫外線効果を表すので、50+の場合は”約18時間以上の効果がありますよ~”ということです。

18時間も太陽浴びないよ!と思ったかもしれません。

そうなんです。
通勤時間しか浴びないよとか、ちょっとゴミ出ししたり、洗濯物を干すだけというときには50+は必要ないことが解りますよね。

50+は海や山などに出かけて、日常生活よりも強く紫外線を浴びる場合に、向いている数値と言えます。
汗や水に強いので、海水浴にもぴったりです。

逆に言うと、50+の数値は化粧下地としての機能が弱いです。

それは均一に肌の上で伸びたり、ファンデーションが乗りやすいようなしっとりとした肌を保つのと、SPFの数値を大きく保つのは、化粧品としての性能を維持した販売は難しくなっているから。

そのため、化粧品としての日焼け止めの数値はだいたい25~33くらいのものが多いんです。

25~33は、だいたい10時間程度の効果があるため、通勤通学などの紫外線対策にはこれで十分なんです。

次に、PAという数値。

こちらは、紫外線の中でも、コラーゲンやセラミド、エラスチンなどの、肌の弾力にかかわる部分を攻撃する、”A波”に対するパワーの強さです。

+~++++までがあります。単純に、+が多い方が信頼度が高いです。

コラーゲンなどの弾力にかかわる成分や、セラミドが傷つけられると、肌は途端にたるんでしまいます。

紫外線対策アイテムを選ぶときは、PAの数値にも着目して選びたいところです。

SPFやPAの数値が大きい日焼け止めのつけ心地の悪さを解消する方法

SPFやPAの数値が大きいほど長時間効果がありパワーのある日焼け止めです。

しかし強い効果のものは、着け心地が良くないものもあります。

そんな時は、ミスト化粧水をしゅっと吹き付けてから日焼け止めを塗ると、伸びもよくなりますし、クリームのような着け心地でなじませることができます。
顔に使う場合は、保湿ジェルなどにまぜるのもおススメです。

こうすることで、乾燥しやすい日焼け止めを、水分で補うことができます。
ただ日焼け止めを塗った時よりも、メイクしやすくなりますよ。

また、メイク直しの時には、一度崩れた部分を乳液で拭き取るのがおススメです。
化粧直し
乳液で拭き取ると、保湿しながらメイク汚れを取り除けるので、一石二鳥。

拭き取った後に、化粧水orミスト化粧水→日焼け止めor化粧下地→ファンデ→パウダーで仕上げると、サラサラお肌になります。

ポイントでのお直しでも、頬の大部分をごっそり直すのでも、この方法は一番楽で、綺麗に仕上がります♪

夜に、きちんとクレンジングで落とすことを心掛けて、一日の汚れを残さないようにすれば完璧です。

日焼け止めしかつけていなかったとしても、洗顔石鹸などを使っての洗顔はした方がいいです。

洗った後のスキンケアも怠らなければ、日焼け止めと自分のお肌と、きっとうまく付き合っていけます。

必需品である日焼け止めを、もっと効果的に使って、未来のシミやシワ、乾燥のダメージを少しでも減らしたいですね!

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